ギンザケ

ギンザケは沿海州以北に棲息する。
当然、日本の海域ではとれないものである。
戦前に、そして1952年に再開された北洋でのサケマス沖取りによりサケ(白ザケ)とともにギンザケは我が国の食卓にもたらされてきた。それが200海里規制や資源管理型漁業によって北洋でのサケマスの漁獲高が減少してきて、今にいたっている。その減少期に始まったのがサケの放流事業やギンザケの養殖である。
このギンザケの成長の早さに目をつけて養殖の研究が1960年前後から始まっていたという情報がある。そして日魯漁業などがアメリカから卵を輸入して本格的な養殖事業、採卵などを事業化したのが1971年のこと。そして1975年にはギンザケの人口採卵、また稚魚の確保に成功。この日魯からの卵の提供を受け、翌年には志津川、香川で養殖事業がスタートしたのだ。